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world sound ダブルホールギター [ギター放談]

ご存じだろうか?
World Sound というダブルホールのギターを。
トップ板のサウンドホールとブリッジの間に、直径4cmほどの穴が開いているギターを。
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WSF30、
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ラベルを見ると寺田楽器が製造しているので作りは良いようだ。

さらにパテントが入っている。
どうやらダブルホール特許を日本とアメリカで取得しているらしい。
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ネットを徘徊すると少なからずも情報がある。
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当時のチラシがあったので拝借


何とも怪しい広告。
昔、雑誌広告のニ光通販で売っていた様な広告に懐かしさを否めない。
良く見ると郵便番号が7ケタなので、平成10年以降売っていた様だ。
全く知らなかった。

そこで現物をチェック。
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オール合板のドレッドタイプ。
指板にはセルロイドのポジションマーク。
弦高は12f6弦で2.3mm、1弦で2mm弱と、とても弾きやすい。
腹もほとんど出ておらず、傷だらけの割には状態が良い。
材質が分かるほどの目は持ち合わせていないが、トップはスプルース、サイドバッグはローズウッドだろう。
大概はこれでOKか?(^_^;)オバンコールという情報もあるが・・?
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肝心の音であるが。。。
広いホールの奥まで音が届く・・・・・・
まあ、一番届くのは自分の耳だろう。
穴から一番近いのでそう感じるのかどうか?
自己陶酔なのか?

ホールで一度試してみたいものではある。

弾き込んで行くと心なしか指弾きで、5弦6弦の音がハッキリと聞こえる。
普段はぼやけたベース音になるので意識して親指を使うのだが、コレはラフに弾いていてもベース音が自分の耳に飛び込んでくる。
まあ、これからじっくりと付き合って行こうではないか。


何だか分からない珍品やらヴィンテージ、詳細不明のギターが増えてきたが、王道よりは楽しめると信じて進むのだ。

人はウチを時代屋と呼ぶ・・・・かもしれない。


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音楽室の主、クラシックギター [ギター放談]

所有ギターをつぶやく・・・今回はクラシックギター。
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ナイロン弦の音の柔らかさは心地よいのだが、ネック幅50mmを超えるとかなり指がつらいので避けていた。

でもたまにナイロン弦も弾きたくなるので、とりあえず1本置いてある。
学校の音楽室に転がっている主のようなギターで良かったため、銘も材もまったく興味なし。

ただ単にバックの木目が好きと言うだけで、ウチに落ち着いている。
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板目は安っぽいと言われたが、すっきりとした柾目より味があって良いじゃないか。
お焦げがあるのも愛嬌か?一般的なローズウッドだろうし気にしない。
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まあ、当の本人もひねくれ者なのでそれで良いのだ。
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しかし・・・何年見てきても木材の種類なんて余り分からんもんだな。


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メトロな調べ・・・Metoro Guitar [ギター放談]

METORO ギターなる物を御存じだろうか?
何となく聞いた事がある、古いギターの名前だった。
検索しても椎名林檎さんの「メトロ」が出てきてしまい、ギターの情報が無い。

何故にそんな古いギターの話を?
発端は、地方へ遊びに行った際にリサイクルショップに立ち寄った事から始まった。

知らない街に行くと、リサイクルショップの楽器コーナーを覗くのが楽しみなのだ。
その日も何気なく楽器アクセサリーコーナーのコンテナを漁っていると、古臭いゴムカポがあった。
カポのケースには「METORO」というシールが貼られていた。
特に今必要でも無かったが何かを感じたのか、200円だったので即購入してバッグに放り込んだ。

2,3日してネットでギターを検索していて渋い1本を見つけた。
古い鉄弦ギター、ラベルには「METORO GUITAR」! !
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出会ってしまった!  などと、勝手に思ってしまった。


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しかも数年前から欲しくて探していた、自分の生まれ年に製造されたギター。

同い年のギターだった。

スロッテッドヘッド、12フレット接続、渋いサンバースト?
どれをとっても申し分ない。

落札時間ギリギリに入札して数分、そのまま落札出来た。
競合8名相手に、すんなり落札出来たのにも運命を感じたのだ。

後日届いた物を抱えて弾いてみる。
さすがにネックの太さは年代を感じるものの、ボディーは小ぶりで丁度よい。
ミディアムゲージが張られており、軟な自分にはちょっとツライ・・・。

枯れた音も、自分と同じ年月を重ねてきた哀愁さえ感じる。


METOROのゴムカポを付けてみる。
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はたして同じメーカーの商品かは定かでないが、やはり渋さを感じる。
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山梨で買ったカポ、大阪から来たギターのコラボ。

何だかギターはこれ1本あればいいや・・なんて思うほど惚れてしまったようだ。

とりあえず8本あるギターコレクションのうち2本を出品。
この後も、続々とコレクションの放出が止らなくなる予感に震えているのだ。


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ア・ハードケース・ナイト 1 [ギター放談]

相変わらず久しぶりの更新である。
今回はギターの話では無くハードケースの話。
今回はいくつかあるケースのうちから、
GRECO Brawler BW-600を収納するハードケースの内装工事を。

今では基本、ハードケース派なのだが、昔は持ち運びに軽いソフトケースを使用した。
が、普段は壁に立てかけるだけなのでネックの反りや転倒の危険が付きまとう。
電車移動でも混雑するとギターが押されてしまい、降りたくも無い駅で降りてしまう。
そんな訳でハードケースを愛用するようになった。

今回のグレコ・ブローラー (喧嘩屋)、純正のハードケースがあったかどうかも分からないギターである。
SG用なら入るかな?とネットで探していたら、何用かもわからないレトロなチップボードのケースを見つけた。
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中々良い雰囲気である。
まあ、純正ではないのでギターを入れると当然スカスカ。
チップボードはペコペコ。
そこで内装工事をしてみよう!と思ってしまった。
そう、思ってからの・・しまった!と後悔なのだ。

先ずは型を取って隙間を埋めるブロックを作る。
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大体、こんな感じで。

内装は深い赤にと思い生地を探すもコレと言った色は見つからず。
ユザワヤ、オカダヤ、日暮里繊維街・・・
やはり実際に目で見ないと微妙なトーンはネットではわからないので、直接足を運ぶ。
そんなこんなで生地待ちで数カ月が過ぎ、たまたま入ったユザワヤのワゴンセール品の中にあったハギレにピーンと来た!

それは探していた赤ではない。

茶系のヘリンボーン

この生地を見た瞬間に、あ!ギターの色に合うな。と確信した。

ミシンとボンドを駆使し完成したものがコレ↓
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所々、んんっ?という所もいっぱいあるが、柄物なので多少はごまかせる^_^;かも

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これはジャケットを作った時のハギレで作った。
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しっかりとタッカー止め
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しかし・・・この柄で?どんなジャケットだよ!って突っ込みが来ないとは思いますが、
↓こんなん。
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閑話休題

ミシンでは上手く縫えない所は型ブロックに置いたまま、カーブ針ですくいながら手縫い。
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ギターをべったり寝かせて置くとヘッド裏がケースに当たってしまうのでボディー裏部分に段差をつけてヘッドの隙間を作った。
レスポールみたいな感じで、中綿はキルト芯。
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まるで純正・・自画自賛。なんつって。
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さあ、次は何を・・・・・つづく・・・・のか?



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K.YAIRI 一五一会 奏生(かない) [ギター放談]

御存知・・かどうかは知らないが、BIGINが監修した楽器「一五一会」
三種類あるうちのひとつ、奏生(かない)である。
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沖縄音楽を聴き始めた頃に購入したものだ。
一部ナイロン弦の素朴な音色がホッとさせる。
指一本で曲が弾けるとの振れ込みだがそれだけではつまらぬと、マンドリンチューニングで弾いているのだ。
それで沖縄民謡など弾き語れば、たまに三線かと錯覚する・・・かもしれない。
他にもウクレレチューニングなどでも遊んでみようと思う。
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亀がモチーフのロゴも格好良い。

そして自分の拘り、楽器保存にはハードケース。
元々このモデルにはハードケースは存在しない。
ネットで情報収集したが、奏生ユーザーが他のハードケースを流用・・云々という記事は見つけられなかった。
ならば自作!と思い作り始めたが、思うようには行かず中断。

そんな中、ふらりと寄ったリサイクルショップで出会ってしまったハードケース。
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バンジョーか?マンドリンか?
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正体が分からないがサイズが丁度良い!
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丁度良い・・・と言ってもエンドピンが当たって入らないので外した。
まあ、ストラップは使わないので・・・

世の中に販売されている中古楽器の付属品、純正部品はこうやって失われて行くのかな?と、思った!

そんな訳で、長年の夢であったハードケースへのお引越しは行われたのである。

ではまたいつか・・・!

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Greco BW-600 Brawler [ギター放談]

まさか再びエレキギターを持つとは思わなかった。

X「紅」のイントロをアコギで練習していた時にふと、エレキで弾きたい!と思ってしまった。
以前、Greco SE600なるキャスターモデルを所有していたが全く弾かなくなったので売ってしまった事を後悔。

早速オークションでエレキを検索。
どうせなら昔持っていた様な70年代の物がいいな、しかもコピーモデルでは無い物。

ネットを徘徊する事、数時間^_^;
目に飛び込んできた画像に一目惚れした。

Greco Brawler BW-600
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ジャパンビンテージである。

78年式 Brawler、喧嘩屋というネーミング。
その当時は海外モデルのコピー全盛時代。
その中でオリジナルを投入している時点で、コピー全盛時代の流れに喧嘩を吹っ掛けていたのかもしれない。
TSビブラートもそのひとつ。

そして・・・
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この何とも言えない、女性が爪先を伸ばした足の様なヘッドの形とロッドカバーのカッコ良さも好きなポイント!

メイプル指板は絶対条件だった。
昔はメイプル指板は嫌いだったのだが、年月を過ぎて飴色に変わって来た色合いが何とも言えない。

残念ながらこのシリーズはわずかな期間だけでしか製造されなかったようで、今となっては希少な物らしい。

そんなギターで今練習しているのは。。。高中正義さん^_^;・・紅(じゃないん)だぁ~!

昔練習していたが、ピックが使えずに挫折。
再び手にした時、弾いた曲はSHAKE ITとALONEのさわり・・・
20年以上前に練習してたけど、指は憶えているんですね~。


アコギ一本だった自分に訪れた転機?色々と憶える事が多い昨今、楽しい喧嘩を吹っ掛けられているようだ。



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MARUHA No,611 [ギター放談]

年1回ほど更新で見返さない放置ブログ状態である。
思い出した時に覗くので、メッセージを頂くのだが何カ月何年も返信出来なくて申し訳ない。
今更なので返信は控えよう・・・・
メッセージのお知らせも来ないので全く気付かないのが実態なのだが。。。言い訳はこれ位にして・・

それでも時々、気まぐれで言いたい放題に綴って行きたい。

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今回は数年前に入手したギターについて。

MARUHAギター、No611
ラウンドトップ・バック型で自分では初めて弾く形である。
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例によって、ネットを徘徊していてふと釘付けになった1本。
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ピックガード無し、ヘッドマークやロゴも無し。
ボディーは小降りで良い具合に焼けているトップ。
そのシンプルな佇まいに一目惚れしてしまったのだ。
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ヤツが届くと待ち切れずに玄関で梱包を解く。
年季の入ったハードケースが渋い!
ちょちょいとチューニングしてじゃら~んと鳴らした。

固く金属的な印象の音がした。
材はギター人生初めてのメイプル、その音に新鮮さを覚えた!
張ってある弦はエレキ用なのかな?
玄関で引き込まれるように5,6曲弾いていた。

1967年製ジャパンビンテージとの出会いはそんな感じで始まったのだ。

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Maruha Guitar No611 ラウンドトップ・バック

◆仕 様:トップ スプルース、サイド・バック メイプル

◆サイズ:全長:100.5cm、ボディ厚8cm、ネック幅4cm

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恐らく次の更新は来年・・・・か?^^;


(画像は何れも販売元のものです。)
タグ:MARUHA マルハ
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新宿、KOTANIのギター [ギター放談]

衝動買いシリーズ・・・新宿KOTANIのギター

練習用に以前にも同じギターを持っていた。

中古楽器店でボロンと弾いた瞬間に「お!良い音だ。」と気に入りすぐに購入したが、トップにひび割れがあり膨らんでいたためしばらく使って売ってしまった。

今回、ナッシュビル チューニング用に1本欲しいと物色していた。

そんな時に思い出したKOTANIのギター。

検索すると買いに行ける距離に売っていた。

早速見に行って即決で購入。

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以前に持っていた物よりはるかに綺麗でビックリ。

しかし、このKOTANIというギターの詳細が全く分からない。

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0フレットやサドルのアジャスターが付いているので、それなりの年代物なのだろう。

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バックは見事に板目

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サウンドホールを覗くと、Shinjyuku KOTANI

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調べて行くと・・・
新宿にあったコタニ楽器店のオリジナルモデルで、春日ギターが製作した物のようだ。

トップはスプルース。サイド・バックはローズウッド・・・だと思うのだが・・・情報がほとんど無いので何とも言えない。

とにかく、オール合板でOOOサイズ?の小振りなギターは独特な良い音で鳴っている。

それだけで良いのかもしれない。
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弦は生きている? [ギター放談]

ギターの弦を巻いた後、余った分を切るか切らないか・・・・賛否両論ある。

自分は切ってしまうのだが、ある人は弦が死んでしまい良い音はその時点で終わる・・・そうだ。

芯線を包むように巻いてある線が緩んでくると言う。

どちらにせよ、そこまで音を聞き分けられる耳は持ち合わせていない。

新品の弦を張った時は、さすがに綺麗な音だとは思う。

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弦を切らずにブラブラさせているのは、どうも好みでは無い。

コインでくるりん!っと巻くのも好きになれない。

ヘッドはスッキリしたい主義、自分のスタイルで行くのがベスト。



見てくれ重視のこんなギター弾きが独りいても良かろう。



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Y.G.C.という名のギター (番外) [ギター放談]

ここ最近、ブログのアクセス数がいきなり増えた。

初めはそんなに気にもしなかったが、閲覧ページがY.G.C.の記事に集中している事に気付いた。

どうやらY.G.C.で検索をしている人が複数いるようだ。


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まだまだこのギターが、この国のあちらこちらに残っているという事なのだろう。

いずれもその音に魅かれて、手元に置いているようだ。

昭和50年代に制作された安物のギター、年月が経つと魅力的な音になるという事なのか。

ペグなどの各パーツの交換は必要だが。



さてさて・・・・このギターは完全に合板だと信じていたのだが、単板との噂がちらほらあるようだ。

モノがモノだけに気を使わずに扱ってきたが、もう少し丁寧に使った方が良いのかな?なんて思ったりもする。

残念な事に私自身は初心者レベルなのでそこいら辺の目利きも出来ないし、ましてや弾いた感じで判断できる耳も持ち合わせていない。

言える事は、トップ合板は間違いない。

サイド&バックの木目は表裏で合っている様には見えない。割れ止めも無い。
私のは合板だと思う。
ただ、他の個体をネットで見かける事があるが、量産途中で改良が加えられている様でシリアルNoにより微妙な違いが見受けられる。

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何れにせよ、私のY.G.C.もいまだにメインで使っている。


このギターをステージで弾く人はまず居ないだろうが、いつかどこかで他の個体と出逢うのだろうか?


ちょっと楽しみだ。
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