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world sound ダブルホールギター [ギター放談]

ご存じだろうか?
World Sound というダブルホールのギターを。
トップ板のサウンドホールとブリッジの間に、直径4cmほどの穴が開いているギターを。
DSC03094.JPG

WSF30、
DSC03084.JPG
ラベルを見ると寺田楽器が製造しているので作りは良いようだ。

さらにパテントが入っている。
どうやらダブルホール特許を日本とアメリカで取得しているらしい。
DSC03090.JPG

ネットを徘徊すると少なからずも情報がある。
t02200307_0400055813250291287.jpg
当時のチラシがあったので拝借


何とも怪しい広告。
昔、雑誌広告のニ光通販で売っていた様な広告に懐かしさを否めない。
良く見ると郵便番号が7ケタなので、平成10年以降売っていた様だ。
全く知らなかった。

そこで現物をチェック。
DSC03092.JPG
オール合板のドレッドタイプ。
指板にはセルロイドのポジションマーク。
弦高は12f6弦で2.3mm、1弦で2mm弱と、とても弾きやすい。
腹もほとんど出ておらず、傷だらけの割には状態が良い。
材質が分かるほどの目は持ち合わせていないが、トップはスプルース、サイドバッグはローズウッドだろう。
大概はこれでOKか?(^_^;)オバンコールという情報もあるが・・?
DSC03098.JPG
DSC03100.JPG
DSC03102.JPG

肝心の音であるが。。。
広いホールの奥まで音が届く・・・・・・
まあ、一番届くのは自分の耳だろう。
穴から一番近いのでそう感じるのかどうか?
自己陶酔なのか?

ホールで一度試してみたいものではある。

弾き込んで行くと心なしか指弾きで、5弦6弦の音がハッキリと聞こえる。
普段はぼやけたベース音になるので意識して親指を使うのだが、コレはラフに弾いていてもベース音が自分の耳に飛び込んでくる。
まあ、これからじっくりと付き合って行こうではないか。


何だか分からない珍品やらヴィンテージ、詳細不明のギターが増えてきたが、王道よりは楽しめると信じて進むのだ。

人はウチを時代屋と呼ぶ・・・・かもしれない。


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